アカデミー賞受賞のほうを受けて、さっそく観てきた。
４人の息子のうち、３番目の息子が小さい時からゴジラシリーズが大好きで
初期のころからずっと一緒に見てきた。
あの頃のぎこちない動きは、それでかわいかったけれど・・・
それ見て一喜一憂していた息子を思い出す。

すごいな。
今の特撮？CG？
時々はあっCGって思えるところもあったけれど
CGでしか作れない迫力ある映像や美しさがあった。
悪の権化のような悪者　ゴジラを倒すために
飛行機に爆弾積んで、ゴジラの口に向かって突撃する神木君のシーンでは
思わず祈りながら泣いてしまった。
隣の席の女の子もそのまた向こうのおばさんも、私とおなじポーズで泣いていた。

子供のころみた、アトムが地球に接近する惑星に向かって爆弾積んで飛んで行ったシーンを思い出す。アトムは死んでしまったけれど、神木君は間一髪、パラシュートで帰還した。

あーよかった！
やっぱりハッピイエンドがいい。

最後、海底に沈んだゴジラの目がゆっくり動き
お決まりの、”続く”　を予感。

でもゴジラは人間が開発した核物質が生んだ怪獣だ。
それを忘れてはいけないのだと思う。

あくる日、雨が降った。
海は黒に近い藍色で、海面は波打っていた。

もしかしたら、ゴジラがいるんじゃないかとちょっと鳥肌が立った。