美しい人

最近、私くらいの年代の方々も本当にきれいな人が多くなったなあ・・・
イケオジを目指す、おじさま方も多くなったし・・・
そして、ルッキズムの台頭とともに、差別主義的な側面も見られるようになった。
そんななか、宮本輝先生の新刊 ”潮音” の中の一説が心に響いた。
”純朴で遠慮深く、ただ辛抱強く働き、冬の豪雪の中で息をひそめるように・・・
・・・粗末にせず、気の利いた冗談も言えず、なんとなく自信投げに他人に道を譲る・・・
そんな人を私は美しいひとたちと思って、尊敬してしておりました・・・”
美しい人・・・か・・・
きれいな人は世の中にたくさんいるけれど、現代を生きる”美しい人”は、どんな人だろう。
やっぱり心根がきれいな人。
思慮深く、人としての品性がある人。と私は思う。
今日、日帰り温泉に行った。
結構混んでいて、私は洗面台のそばでドライヤーの順番をぼーっと待っていた。
その前で、私よりは少し若そうだけど、グレーのスリムジーンズにサーモンピンクのパーカーが素敵だった彼女が振り向いて、ドライヤーのコードを直しながら渡してくれた。
ありがとうございます。慌てさせましたか?
いえいえ、大丈夫です。
答えながら、彼女はもっていたティッシュで洗面台と足元をきれいにふき取っていた。
美しい人 だなと思った。
美しい人は時間を幸せにさせる。
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