羅漢さんに会った。

            

五百羅漢さんに会いに行った。
前から気になっていた霊場の看板を見て山中にはいってみた。


泣き出しそうな曇り空のもと、山寺はひっそり・・・あった。
誰もいない小さなお堂をこわごわ開けてみると、羅漢さんが一斉に私を見た。
おっと
ちょっと、怖い。
小さなお堂を埋め尽くした、羅漢さんが一斉に私を見ている。
なんか、ごめんなさい
とかつぶやいた。


羅漢様 とは
お釈迦様のお弟子さんたちで仏さまに近いほど修業の足りた僧たちのことだというそう・・


五百ものその親しみやすい表情の中から、今は亡き身内縁者に似た羅漢様を見出し語り掛けることができるということです。


又会いに行ってみよう!


ショッピングセンターの駐車場で隣の車が揺れていた。
なになに・・・
その隣のスペースに入れようとした車が、バックでがんがんあたってた。
切り替えして、又あててる。
下りてきたのは、小柄の品のいいおばあちゃま。
”あらぁ”って
そのおばあちゃま、そのまま出ようとして今度は向かいの車にかすってる。
え~、わたしどうしよう・・・
っておもってたら、その向かいの車の方が通路をふさいで声かけていた。


確信犯だな。


困ったもんだ。


運転気をつけなくちゃ・・・